『一切皆苦(一切行苦)』について
「諸行無常」「諸法無我」「涅槃寂静」三法印といいます。
そこに「一切皆苦(行苦)」を加え四法印と呼ばれ
仏教の基本的教義が構成されています。
その「一切皆苦」の苦しみとは・・・・
私たちが思い描く「苦しい」とは少し違って
例えて表すなら「不満足」だそうです。
「一切皆苦(行苦)」とは
『この世はすべて不満足』ってことです。
人間って、なにをどう考えていても
最後は不満足を感じる生き物なのです。
お金があればあったで、もっともっとと『不満足』
無ければ無いで、当然『不満足』
美味しい食べ物も食べすぎたら飽きて『不満足』・・・・
なにをどうやっても『不満足』な生き物
そこで教わるのが『少欲知足』『足るを知る』
ここ(これ)でいいじゃないか。ってことです。
そして、執着しない。ってことです。
そこそこ、もういいじゃないか。ってことです。
この「知足」とは、
自分の分をわきまえ、今ある状況に満足すること
今ある状況に満足する。不満足じゃない。
一切皆苦(行苦)から離れることができますね😆
文句ばっかり言ってないで
現状に満足してみませんか。
もっとって望むなら、もっと努力することです。
自分に見合うだけしか、手に入らないものです。
今に「不満足」であるなら、それだけのことしかしてないのです。
「不満足」を解消するための努力が必要でしょう。
若い人たちは「不満足」を抱えながら
その「不満足」を解消すべく努力していきましょう。
一回り二回り成長していけると思います。
ひと年取った私は、「知足」。
ありがとうございます。もう充分です。
現在の状況に満足することと
良いも悪いもすべての取り巻く環境に
たとえ仕事の障壁となる人も含め
感謝して生きていきます
「不満足」がまったく無い生き方を
考え、実行してみましょう😆
あなかしこ あなかしこ
令和七年十月二十日
釋正信
🙏南無阿弥陀仏(感謝)


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