寂滅為楽の境地での生き方とは

在り方

ご聴聞ありがとうございます👂

「仏教思想のゼロポイント」より

ゴータマ・ブッダの教説は
労働と生殖を放棄し
現象を観察して執着の対象から厭離し離貪して
渇愛を滅尽すれば「寂滅為楽」の境地に至れる
という極めてシンプルなものである。

このように書かれていますが、
現代人の生活ではこれが難しい。
いや、不可能にも思えます。
まぁ、若い方たちには無理でしょう。

しかし、私のような年齢からなら
多少は近づけるかも知れませんね。

労働と生殖をしてきた人生を終了し
第二章の人生をはじめると区切れば可能かも知れません。
労働(仕事)量も減少し、生殖はありませんから😆

最近、執着することが薄れてるようにも感じます。
思うようにならないことは当然ありますが
他人がやることですから仕方ありません。
その他人のやることと自分の思うこと
どちらが現在の法律や人道的に正しいのか❓否か❓
ただこれだけではないでしょうか。

争いになることは当然あるでしょうが
判断は然るべき機関に委ねるしかありません。

私は、自分の考えに執着をしません。
自分の考えに誤りがあれば素直に改めます。
この自分の考え、思いに執着しないことは
すべての執着の基となっていると考えます。
『無我』の境地。
これこそ、「寂滅為楽」ではないでしょうか。

自分の考え、思いに執着することなく
「八正道」で生きること。
これが正しく生きることではないでしょうか。

⭐️八正道
・正見ー真実を見る
・正思惟ー正しい思考
・正語ー正しい言葉
・正業ー正しい行動
・正命ー正しい生業
・正精神ー正しい努力
・正念ー正しい認識
・正定ー正しい集中力

我が無く(無我)なれば、この八正道で生きる。
これが仏道というものではないでしょうか。

あなかしこ あなかしこ

令和七年十二月三日
釋正信

🙏南無阿弥陀仏

ご質問、ご相談は info@yokihito.net 慈徳山得藏寺、僧侶釋正信までご遠慮なくご連絡くださいdouble exclamation 一人一人それぞれが誰かの善き人であるようにdouble exclamation 人生勉強の会、正信会(しょうしんえ)ご入会希望の方もご連絡ください😆共に学びましょう。

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