『末法の時代に生きている自覚』
釈迦の説いた正しい教えが
世で行われ修行して
悟る人がいる時代(正法)が過ぎると
次に教えが行われても
外見だけが修行者に似るだけで
悟る人がいない時代(像法)が来て
その次には人も世も最悪となり
正法がまったく行われない時代(末法)が来る。
この思想を『末法思想』といいます。
正法=釈迦入滅後1,000年(期間1,000年)
像法=釈迦入滅後1,000年から2,000年(期間1,000年)
末法=釈迦入滅後2,000から12,000年(期間10,000年)
日本では1,052年に末法の時代に入ったと。
2025年ですから末法に入って973年経過中です。
10,000年までまだまだずいぶんありますね💦
因みに1,052年は平安時代末期です。
末法が過ぎると法滅。
釈迦の教えが無くなります。
この末法の時代では悟ることはできません。
現代のこの世でいくら頑張っても
仏にはなれないのです。(仏=悟った人)
そんな世の中だから(自力)では無理なんです。
そこで阿弥陀如来にお願い・おすがりする
(他力)となるってことです‼️
仏教の歴史でいう末法の時代。
現在の日本によく当てはまりませんか😆
世も末だとかいわれますが
人間が堕落して
自分で自分の首を絞めてるような
生きにくい時代ではないでしょうか。
まだまだ末法は長く続きます。
これ以上どうなるのでしょうか❓
一人一人が己の責任を持って
しっかりと先を考えて生きるべきでしょう。
たとえ悟ることができずとも
己が愚かな人間であることを
しっかりと自覚して生きれば
多少は他人や世界を
気遣えるのではないでしょうか。
どう足掻いても末法の世ですから
その世に生きてる人間は最悪。
こう末法思想からも見えます。
最悪な人間であることを自覚して
やるべき事、やらざる事。
考え行動することでしょう。
それぞれが感じとっていただきたいものです🙏
己が愚か者であることを。
令和七年四月十六日
釋正信
🙏南無阿弥陀仏

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