おはようございます
孤高の精神、釋正信でございます🙏
本日も共に学んでまいりましょう。
『煩悩』とは、人間を悩ませる欲望や執着、怒りや嫉妬などの負の感情を指します。
除夜の鐘などでは百八の煩悩などといわれますが実は無限に存在しています。
その無限の煩悩も仕分けていくと以下の6項目におさまるようです。
煩悩は聖道を障礙するものであり、正しい智慧を妨げるものである。
故に智慧によって煩悩を断除することになる。
これを解脱という。
心が煩悩の束縛から脱し解放され、
法にかなった理想的なはたらきが自由にできるようになることである。
そしてすべての煩悩の火が吹き消された状態が涅槃であり、
そこでは理想的な智慧のはたらきが
顕在的にも潜在的にもなされるから菩提(悟り)といわれる。
故に智慧によって煩悩を断除することになる。
これを解脱という。
心が煩悩の束縛から脱し解放され、
法にかなった理想的なはたらきが自由にできるようになることである。
そしてすべての煩悩の火が吹き消された状態が涅槃であり、
そこでは理想的な智慧のはたらきが
顕在的にも潜在的にもなされるから菩提(悟り)といわれる。
煩悩は正しい生き方を邪魔するものです。
誤った考えの元となります。
だから、正しい考えに基づき煩悩を滅するのです。
このように煩悩は正しい判断を阻害するものです。
例えば、自分がなにか欲を持っていたとします。
その欲を満たすためにあれこれ思案します。
その思案が、誰かの損害になろうとも
自分の欲を満たそうと行動してしまえば
その行動は正しい行動ではないのです。
欲という煩悩を満たすための誤った行動となるのです。
故に、欲という煩悩を正しい考え方でコントロールする。
この欲は、今の自分にとっては必要な感じはするけど
本当に自分にとって必要なのか❓
これを手に入れるために誰か他人が傷つかないか❓
このように考えることができれば正しい行動に繋がる。
煩悩って至る所から湧き出てくるものです。
それだけに常に自分をコントロールしながら
煩悩の出現をできるだけ少なく抑える必要があるわけです。
少なく抑えるためにはいろんな努力が必要です。
目に入る、耳にする情報量をコントロールするとか
誘惑の多い場所に近づかないとか・・・・
普段の生活から煩悩を制御することを考えることでしょう。
なにもしないと現代人は
すぐに煩悩まみれになってしまいますよ😆
明日は八正道の一つ『正語』についてお話いたします。
🙏南無阿弥陀仏
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