本日6月10日は義父(妻実父)の命日です。
厳かにお勤めをさせていただきました🙏
27回忌となりました。
随分と前のことに感じます。
その当時は、『一番釜』などと
言う言葉がありました。
『一番釜』とはその日一番最初の火葬。
その地方では望まれる方が多かったそうです。
山口県萩市での慣習のようですが
後に聞いたところでは、島根県浜田市なども
同じような慣習とのことですから
山陰地方での慣習かも知れませんね。
この『一番釜』って所謂、
葬儀(告別式)の前に火葬をいたします。
ですから、葬儀の最後にある
『最後のお別れ』がないのです。
これには当時の私は驚きました。
当時の自分の常識的には
火葬は、葬儀の後。
故に『一番釜』を考慮すれば
葬儀開始は6時❓7時❓
実際には家族(身内)だけで
7時ぐらいからお参りをしてから火葬。
10時すぎから葬儀。
このように進むらしいのですが
それでは、間に合わない子がいる。
ってことで、『二番でも三番でも』
と決めた思い出があります。
このように自分の常識が
世間の常識ではないことなんて
いくらでもあるんですね。
現在は葬儀の後、火葬となったようです。
現在、多様性を説かれてますが
当然のことでしょうよ。
自分の常識が非常識なんて・・・・
あるんですね。
この世にはたくさん
義父のご命日に際して
思い出すことを伝えさせて
いただきました。
あなかしこ あなかしこ
令和七年六月十日
釋正信
🙏南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏
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