世間はGWとのことです。
我が家は毎度平常運転でございます。
普段と変わらぬ時間経過中です。
愚かな者は不相応な名誉や利益を望む
仏教を学んでいますと
はぁ、そうなのか
ってことが数多くあります。
不相応な名誉や不相応な利益。
愚かな人間は望むようです。
身の丈に合わない名誉や利益は
仏教の学びの目的(覚り)への障壁になります。
名誉や利益が身の丈に
合ってれば問題はありません。
あくまでも不相応が問題なのです。
では、なぜ不相応なことを望んでしまうのか
他人との比較が原因ではないでしょうか。
他人に負けないよう努力することは大事ですが
名誉や利益を比較したら・・・・
くだらん奴って烙印を押されるでしょう。
名誉や利益は、他人が評価して決めるもの。
自ずから求めるものではないのです。
その評価が他人より劣っていたとしても
自分が絶えず努力を重ねれば良いのです。
その瞬間だけ捉える必要は無いのです。
だって諸行無常なんですから😆
大切なことは不相応な名誉や利益を求めず
相応な名誉、利益をいただけるよう努めること。
その相応を膨らませていくことでしょう。
他人との比較から不相応を望む。
他人は他人。自分は自分です。
不相応な名誉や利益は
自分を苦しめる原因ともなります。
あるもの、与えられたもので満足することです。
いろんな物を求め、いろんな物に囲まれる。
さらに、もっと・・・・(際限がありません)
足るを知る(知足)。
己の力量を自覚する。
正しい自己評価、それに相応しい名誉と利益。
正しい自己評価とは
他人と比較するものではありません。
しっかりと認識することです。
自分で決めることができないことで
煩悩に火を点けないことです。
🙏南無阿弥陀仏
令和七年五月三日(憲法記念日)🎌
釋正信
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