正信念仏偈　現代語訳（４）

おはようございます
孤高の精神、釋正信でございます🙏
得度式が近づきましたが
天気予報では連休寒波
東海道新幹線の運行状況が
すごく気になる今日この頃です😆

私的に言い換えれば、
家主や売主、借主や買主に
媚びへつらうと正常な取引はできない。
言いたい放題の取引になる。

媚びへつらわず、対応すれば
一般論や常識の範囲内に止める取引となり
堂々と仲介できることになる。

しかし、商売ではどちらかに偏ることも多いにあります。
その取引のどこに正義を見出すか

これを考えることでしょう。

【正信念仏偈　現代語訳（４）】
いよいよ最終回です。
本日もよろしくお願いします。

行者正受金剛心　慶喜一念相応後
行者は金剛の信心を受け
慶喜しつつ念仏を唱えれば

与韋提等獲三忍　即証法性之常楽
偉堤希夫人と等しく三忍を得て
悟りの永遠の安楽を得ると説かれました

源信広開一代教　偏帰安養勧一切
源信僧都は釈尊一代の説法を広く調べ
自ら安養の浄土に帰依して全ての衆生に勧められました

専雑執心判浅深　報化二土正弁立
念仏を保持する心に浅い深いがあって
深い者は報土に浅い者は化土に赴くことを区別されました

極重悪人唯称仏　我亦在彼摂取中
極重の悪人はただ念仏を唱えよ
私もまた弥陀の摂取の中にいるが

煩悩障眼雖不見　大悲無倦常照我
煩悩が眼を遮って見ることができない
それでも弥陀の大悲は私を照らしてくれますと

本師源空明仏教　憐愍善悪凡夫人
本師源空聖人は仏教に明らかであり
善悪の凡夫を等しく憐れまれ

真宗教証興片州　選択本願弘悪世
真実の教えと悟りとを日本にもたらし
弥陀の選択した本願を悪世に広められました

還来生死輪転家　決以疑情為所止
我らが迷いの世界を流転するのは
本願を疑うからであると示され

速入寂静無為楽　必以信心為能入
速やかに悟りの浄土に入ってゆくのは
必ずこの信心によると説かれました

弘経大士宗師等　拯済無辺極濁悪
これら論家の教えも祖師の解釈も全て心を同じくして
数限りない極悪人を救いましょう

道俗時衆共同心　唯可信斯高僧説
現代の僧侶も俗人もことごとく皆
これらの高僧の教えをただ信じなさい

私の拙い現代語訳も味わいはあるでしょうが
『正信偈の解説と現代語訳』
👆
このようなわかりやすいサイトもご覧くださいませ

良い週末をお過ごしください😆

🙏南無阿弥陀仏