仏教経済学 まとめ

学び

おはようございます晴れ
仏教慈善家、釈正信でございます😆
今日もよろしくお願いします。

今日は読了(飛ばしながら)した『仏教経済学』から学んだことをお伝えします。

だいたい、本って最後のあたりに「まとめ」があるものですね。
今度から逆に読むのもありかな。と・・・・
その「まとめ」はそれなりに参考になるのではと思います。

1.課税し所得を移転する
2.持続可能な農業
3.計測して変革する
4.平和と繁栄
5.エコ生産とエコ製品
6.生活賃金とバランスのとれた生活
7.愛情、思いやり、知恵とともに心満たされて生きる
8.力を合わせて行動を

私たち一人ひとりがなすべきことは7.8です。
因みに1~4は国家(国)がなすべきこと
5.6は企業がなすべきことです。

6.ではこのような記述がありました。
・経営者(CEO)と会社幹部の法外な報酬を減らすこと。
・従業員の給与を生活できる水準に引き上げること。
・残業手当の対象者だけでなく、すべての従業員の労働時間を削減すること。

結構なことが記載されてますね。
現在私がお手伝いしてる会社も経営陣が法外な報酬を取ってました。
その結果が・・・・ってことになりそうでしたので即対応しましたが・・・・

私は自分で小さな不動産屋をしてましたが
いつの時代も自分の報酬は最後にしてました。
もちろん一番稼いできた人が一番多く持ち帰る。
シンプルな考え方です。
これは現在もそのように考えています。

時に経営者は報酬を持ち帰れないこともある。
これは基本中の基本だろうと思います。
いわゆる経営責任。ってやつですね。

次に従業員の給与を生活水準に引き上げる。ってこれはすでにそうでしょう。
外国ではまだまだそのような問題もあるのでしょう。

労働時間の削減については
いろんな先端技術の導入で削減は可能でしょうね。
でも、削減できる分野とそうでない分野はあるでしょう。

仏教経済学で大事なことは
人を大事にすること。(市場経済学のカネ中心ではなく)
そのためには私たち一人ひとりがなすべきこと7.8ってことです。

人を大事にするためには
愛情、思いやり、知恵とともに心満たされて生きる。
そして一人ひとりの力はわずかでも
力を合わせて行動をすれば少しずつでも理想に近づくのではないでしょうか。

カネは道具にすぎません。
市場経済学でカネ中心に考えていては
カネってものに執着しすぎてしまいます。

執着は苦を招きますから
必要最低限で満足することも執着から離れる方法でしょう。
それでも金持ちになりたいって思うならやってみればいいんです。
いくらあってももっと、もっとってなり際限はありませんから。

仏教経済学を読了しての感想は
経済学と謳ってはいますが
日常目標とする仏教生活が書かれている。ってこと。

私たちは普段からいろんなもの・ことへの執着があります。
その執着を滅してしまえば苦しみから解放される。
すべてを滅することは凡夫であるため当然できません。
でも、少しだけ減らすことはできると思います。
そうした生活が結果的に良い会社になり良い社会に繋がるのだろう。
こう思いますdouble exclamation

いろいろな悩みの深層には執着があることが多いです。
執着を滅する。(できないけど努力してください)
多分、悩みは少なく、薄く、軽くなると思いますdouble exclamation

 

南無阿弥陀仏

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