縁 お互い様 選択の自由 権利の濫用 慈悲

在り方

この世は選択の連続ですが、常に選ぶ側ではありませんね。選ばれる側にまわることも実は結構多いのではないかと推察いたします。世の中では『親ガチャ』などとという言葉もあります。子供は親が選べない。ハズレの親だと・・・・。などと宣わっていますが、親だって子供を選んではいないはずです。保護犬であれば確かにどの子を飼育するかは一見選んでいるようにも思えますが、果たしてそうなのでしょうか。私はたまたまその時の縁ではないか。確かにその中からの選択でしょうがそれもたまたまの縁ではないでしょうか。そう考えれば親子も縁ではないでしょうか。この世には縁がなければ生涯接点を持たない相手だらけです。どう考えても縁の無い人の方が圧倒的に多いはずです。企業と従業員であってもそうではないでしょうか。縁あっての関係です。しかし、昨今は選ぶ側と選ばれる側を区別して選ばれる側弱者の風潮が強まっていますね。労使問題など典型でしょう。本当に企業が選んでいるのでしょうか。そこには企業も選ばれているのではないでしょうか。その時代背景も絡んできます。縁あってのことです。たとえハズレであっても縁あってからの関係です。お互いを慈しみ尊重し歩み寄ることが大事ではないでしょうか。不動産の世界も家主は入居者を選びます。しかし、入居者も物件を選んでいます。結果は家主を選んでいることと一緒です。その関係が一旦発生したならばその縁ある期間はお互い様の気持ちで譲りあえれば問題も少ないのではと考えます。権利の主張は多いに結構ですが権利の濫用(いつの日か自分に返ってきます)にならないようにしましょう。お互い様ですから‼️
南無阿弥陀仏

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