【善知識(ぜんちしき)】岩波仏教辞典より
仏教の正しい道理を教え利益を与えて導いてくれる人をいう。真宗では念仏の教えを勧める人「仏の法を悟らむにも、善知識はこれ大因縁なりと云う」
善知識と聞けば知識・考えのように考えてしまうけど仏教では仏の教えに導いてくれる縁を作ってくれた人のことを指します。もちろん私にも『善知識』の方はいらっしゃいます。大変感謝しております。御文章領解文にも善知識はうたわれています。「もろもろの雑行雑種自力のこころをふりすてて、一心に阿弥陀如来、われらが今度の一大事の後生、御たすけそうらえとたのみもうしてそうろう。たのむ一念のとき、往生一定御たすけ治定とぞんじ、このうえの称名は、ご恩報謝とぞんじ、よろこびもうしそうろう。この御ことわり聴聞もうしわけそうろうこと、ご開山聖人ご出世のご恩、次第相承の善知識のあさからざるご歓化のご恩と、ありがたくぞんじそうろう。このうえはさだめおかせらるる御おきて、一期をかぎり、まもりもうすべくそうろう。」
南無阿弥陀仏
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